ひとりで生きていけるふたりが、それでも一緒にいるのが夫婦だと思う。

いつかの11月22日のティファニーの新聞広告。

ひとりで生きていけるふたりが、
それでも一緒にいるのが夫婦だと思う。

人生にティファニーを。
おたがいに甘えずに、
自立しているふたりだからこそ、
ふとしたきっかけを示しあう愛情が、
心を強く動かします。
夫から妻へ。妻から夫へ。
ティファニーの贈り物は、
ふたりの絆をより強く深いものにするでしょう。
(Tiffany&Co. / 眞木準 )

離婚するちょっと前に出会った言葉。
この言葉が私の背中を押してくれた。
この言葉が現実に引き戻してくれた。

そうだよね。
夫婦って、依存することじゃないよね。

自分のことを自分で出来て初めて
誰かのことを考えられる余裕が生まれる。
自分のことをケア出来ていないと
誰かの力になりたいと思っても中途半端になる。

「自分を大事に出来ない人は誰も大事に出来ない」って
昔はよく分からなかったけれど、今は分かる気がする。
それって
自分を中心に考えるとか
自分がよければいいとか
そういう意味じゃなくて。

自分を大事にするってことは
今の自分を素直に認めることだと思う。

私は、家族や友達や私の大切な人たちには
無理せずに自分らしくいてほしい。
自分を押し殺して、誰かのために
自分の身を削ぎ落として生きていくような
そんな生き方はしてほしくない。

そんなの見たら、泣きたくなる。
自分を大事にして。
私が大好きな貴方を貴方も大事にして。
そう言いたくなる。
だって、大切な人が自分を蔑ろにしていたら
悲しくて淋しくて…やるせない。
私がどんなに守りたくても、力になりたくても
貴方が貴方を大事にしてくれなかったら、どうしようもない。

自分を大事にすることの、はじめの一歩は
ありのままの自分を知ることだと思う。
どんな自分でもいいから
今の自分がどんな人間かを知った上で
そんな自分でもいいんだって
自分で自分を認めることだと思う。

自分でありのままの自分を認められると
ふっと肩の力が抜ける瞬間がくる。
そしたらもう、こっちのもんですよ(笑)

自分が好きだなーとか
これやっていると笑顔になれるなーとか
そういうことを一つでも見つけて
自分で自分を楽しむ。

誰かが…じゃなくて
自分が…って考えられること。
自分を大事にするって、そういうことじゃないかなって思う。

どんなことだっていいんだよ。
貴方は貴方のやりたいことをすればいい。

自分を大事にできるから
自分を大事にしてくれるたくさんの人も大事にできる。
自分の大切な人の力になりたい。
そう思うからこそ、自分を大事にする。

自分を大事にできるから、
誰かの力になれる。
何かあった時に誰かが助けてくれる。
「今」を大事にできる。
自分の足で立っていられる。

自分を大事に出来ている人が、自立している人じゃないかなって思う。

自分を大事にできる人は
「ひとりでも生きていける」

でも、そんなふたりが一緒なら
「もっと幸せになれる」

もし今後パートナーができたら
「ひとりでも生きていける自分」と
「ひとりでも生きていける誰か」と
「それでも一緒にいたい」と思える関係で在りたい。

・・・結婚前もそう思っていたはずなんだけどね!
人生って予想外のことばかりだわ(笑)

by Elly

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