もう４年も経つなんて信じられない。
でも、４年経ったんだね。
あの頃の映像や出来事を考えると
心が痛くて涙が出てしまうのは
今でも同じだけれど。
何年経っても変わらずに
これからも出来ることをしていくしかない。
時間が経つごとに様々な問題が出てきて
すぐに解決するのは難しい。
人一人が出来ることはちっぽけで
大したことなんて出来ない。
今すぐ仮設住宅をなくすことも
もう二度と同じことが起きないようにすることも
みんなが笑顔で生活できるようにすることも
そんな大それたことは、出来ない。
でも
電気やお水が制限なく使えて
飢え苦しむことがなくて
雨風凌げる場所がある
有難さと貴さをじんわり心に染みわたらせて
毎日を大切に大切に生きていくことは
一人ひとりにも出来ることだと思う。
直接の対応が出来なかったとしても
風化させず、忘れずにいることは
そういう日常生活の心構えからなんじゃないかな。
それと同時に
今までと変わらず、継続的に寄付はする。
４年が経ったということは
緊急支援は終了して支援形態は変わっていくよね。
そうすると今まであまり分からなかった
見えない部分での格差も広がっていくんだと思う。
これからの課題はきっと、
今までとは違う見えない部分へのケアじゃないかな。
４年が経って道が整ってきたから
復興したというわけではない。
外見だけじゃなくて、内面も支援して
みんなが笑顔で過ごせるといいよね。
そのためには自分も周りも
できることを一つ一つやっていくことが大切なのだと思う。
by Elly