イギリス旅行ときどき1人②~1日目 空港編~

ロンドン行きの航空券を取るとき
旅行会社のお兄さんに
「直行便で行かれますか?乗り換え便の方が安いですが。」
と言われても
「直行便でお願いします。」
と即答したぐらい、英語が苦手です。
多少高くても、ストレスがない方がいい!

そんな私のために
姉は、ヒースロー空港(Heathrow Airport)で働いているお友達に
私をお願いしておいてくれました。
というわけで、
ヒースロー空港から一緒にキングスクロス駅(King’s Cross station)まで行ってくれて
キングスクロス駅まで姉が迎えに来てくれるっていう
姉の友人に出会えさえすればなんとかなるシステムに(笑)
さっそく楽をする私。

そんなわけで少し気楽に荷造りをし、
いつもよりも念入りに戸締りをして出発。
今回使用した航空会社は
ヴァージンアトランティック航空(Virgin Atlantic Airways)というイギリスの航空会社。
持っているチケットの24時間前から
オンラインチェックインが出来るので、とっても便利。
書いてある通りにしていけば
ちゃんとチェックイン出来ます。

でも全部英語なので、少々不安な方にはこちら。
→オンラインチェックイン
チェックインのやり方が日本語で書いてあるよー。
私は不安だったので
別窓でこちらを開いて説明を見ながらチェックインをしました。

座席は自動的に決まってしまうのだけれど
変更したければ変えられるようです。
私はいつも通路側を希望しているのだけれど
今回は最初から通路側の席だったのでそのままにしました。
(通路側を希望する理由はトイレに行きやすいため)

前日にチェックインをしたので
空港へは二時間前に到着しなくてもよいみたいだけれど
遅れるよりはましかなと思って早めに出発。

で、早速地元の駅に着いたら電車が遅延。
ほら!こういうことがあるからね。
早め早めの行動って大事ー。
電車が遅延していても、焦らずのんびり待って移動。

乗り換え駅に到着して、
エレベーターの方向へスーツケースをごろごろしていたら
私をすっと抜いてエレベーターのボタンを押したおじさまがいたのね。
急いでいるのかな?と思いつつ一緒にエレベーターに乗って。
降りる時に「開」のボタンを押していてくれたので
いつものように
「ありがとうございます」って笑顔で言って降りようとしたら
にこって笑って
「気をつけていってらっしゃい」って言ってくれたの。

その一言がすっごく嬉しくて。
なんていうか、その笑顔と一言って
誰でも出来るけれど、誰もがやるわけじゃないでしょ?
スーツケースをごろごろしていても
どこかに行くんだろうなぁって思うぐらいで
わざわざ言葉にして伝えようとしない。
それをね、見ず知らずの、たぶん電車が一緒だっただけの人に
さらっと言えちゃうのってすっごく素敵で温かいよね。

思わず振り返って満面の笑顔で
「ありがとうございます!行ってきます」って言っちゃうぐらいには嬉しかった(笑)
心がほっこりして朝から幸せな気分になれた。
その後は予定通りの成田空港行きの電車に乗れて
ほっこり幸せ気分になっていた私は
多少の混み具合も気にならずに、成田空港に到着!

成田に到着後、すぐにパスポートを提示して中に入って
チャックインカウンターを目指す。
成田は至る所に向かいたい方向が書いてあるから方向音痴の私にも安心。
それでも若干こっちで合ってるのかなーとおろおろしたら
前の人に着いて行く戦法でクリア。
(ただしこの戦法は失敗するリスクも高い)

で、無事にチェックインも終了。
ちなみにオンラインチェックインをしていない人は
結構な列を作って待っていたので
オンラインチェックインをしておくと、とってもスムーズです。

チェックイン後は、すぐ近くの銀行で日本円からポンドに換金。
この日のレートは179.35円でした。

ポンド高すぎっ!!

ちなみに4万円換金したので全部で220ポンド。
この金額は、一人でヒースロー空港からケンブリッジ(Cambridge)に向かうのに
不測の事態が発生して
電車もコーチ(長距離バス)も乗れずにタクシーに乗っても
ケンブリッジに向かえるであろう金額です。
ケンブリッジまで行ければ姉がいるし
ロンドンに泊まらざるを得ないことが起こったら
カードが使えるので現金はそこまで必要ない。
ポンドが高いので、換金して現金が残っちゃったらもったいないからね。

換金後はタリーズでお茶したり、一人でのんびりしてから
出国審査を何事もなく通過して、搭乗。
直行便なので12時間の空の旅。
の予定でしたが、出発が30分ほど遅れ、到着も20分ほど遅れて
ほとんど13時間ぐらいかかりました。
さらに着陸前にちょっと揺れて、
あの何て言うの?身体がふわっとする感じがあったりして
若干酔いそうな感じでした。

実際に気分が悪くなってしまった人も何人かいたみたい。
何はともあれ無事に到着して飛行機から降りて、
姉の友達とも合流。
ちなみに彼に会うのは初めてだったので
私がこの人で合ってるかなーとじーっと見つめていたら
向こうから「Ellyさんですか?」と声をかけてくれて
おぉ合っててよかったーっていう感じで出会いました(笑)
で、お仕事中だった彼が終わるのを待って、一緒にキングスクロスへ向かう。
(彼にとっては、いつもの帰り道)

余談ですが、
ヒースロー空港からロンドン市内へ向かう方法はいくつかあって。
・ヒースローエクスプレス(Heathow Express)←めっちゃ高い
・ヒースローコネクト(Heathrow Connect)←30分に1本。日曜日は1時間に1本
・地下鉄ピカデリーライン(Underground  Piccadilly Line)←休日はよく止まる
・バス
・タクシー
だったと思います。

一緒に移動してくれた人は
いつも通勤でヒースローコネクトを利用しているので
私もそれで一緒にキングスクロスまで行く予定だったのだけれど
この日はお仕事が長引いて、出来るだけ早く向かいたかったので
ヒースローエクスプレスに乗ることに。
ちなみにヒースロー空港からパディントン駅(Paddington station)まで
20ポンドもしました。
高いけど、かなりイイ電車で快適ではあります。

外観はこんな感じ。
さすがに中は人がいたので撮らなかったよ。

キングスクロスまでの道中では
初めて会ったとは思えないぐらい、ずっと話していました。
お互い姉を通して話を聞いていたので、気まずさもなく話す話す。
で、キングスに到着して無事に姉とも合流。
半年ぶりなので、ハグして再会。
その後は姉とケンブリッジのお家に到着。
だいたい21時ぐらいかなー。
時間だけ聞くと普通っぽいけど、時差が9時間あるので
日本時間だと既に翌日の朝6時。
13時間のフライトにも負けず、わりと元気に一日目が終了しました。

キングスクロス駅で再会したとき
飛行機がニガテな私に、姉が
「飛行機どうだったー?」と聞いてきたのだけれど
「結構揺れたけど、震災ほどではなかったね。」
と答えた私。

姉と彼が、意外な答え方に目を丸くしていましたが
私も考えて言ったわけではなくて
つるっと口から出てきた言葉だったんだけど。
私の頭の中では、揺れ=震災という形が出来上がっているんだなと
改めて感じた瞬間でもありました。

by Elly

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