知らない世界に飛び込むパワー

先日、お芝居を見て参りました。
大先輩の方が知り合いが出るというお芝居に誘って下さって。
ミュージカルは劇団四季を見に行ったことがあるけれど
お芝居って初めてで
いい機会だったので連れて行ってもらいました。

新宿で待ち合わせをしたのだけれど
相変わらず人が多くて…
時間帯もちょうど夕方だったので、改札前で待つのも一苦労。
無事に出会えて、この日はお好み焼きを食べましたー。
お店の人が焼いてきてくれるタイプのお店で、
あまり時間がなかった私たちにはちょうどよかったかな。
さくっと食べたら電車で移動して、劇場へ。

劇場はなんだかライブハウスみたいでした(笑)
なんとなーく、あんな感じの雰囲気がw
私は演劇に関しては本当に知識も何もない素人だし
そもそも演劇鑑賞をしたことがなかったので
出演されていた役者さんのお名前を聞いても
正直どんな方か分からなくて…
でも、なんていうか、
役者さんそれぞれが上手で、話に入り込めたんだけど
やっぱり、分かるね。
あの人、演技うまいなーって思った役者さんは
後でプロフィールを見てみたら、
舞台はもちろんドラマでも活躍されている方で。
おぉこのドラマ知ってるよ、みたいな(笑)

お話自体は、暗めの話で
どんな人でもきっと持っている黒くて汚い部分がよく表現されていて
最後のオチにはそうきたかって驚いて、とっても楽しめた。
初めての演劇鑑賞だったけど
また一つ、知らなかった世界を知った。

で。
話は変わるんだけど。
私って引き出しないなぁって、嫌になっちゃったよ。
なんかさー
最近見たドラマとか、美容のこととか、恋愛のこととか
そういうのもいいんだけど、でもそういう話じゃなくて。
なんかもっと、経済の話とか最近の社会情勢の話とか
そういう話ができるように、
出来なくてもついていけるように、もっと知らなきゃって思った。
同じような職種の人とは仕事の話をしても分かるからいいけど
情報量が半端ない大先輩と話をしていると
本当にダメだなぁって落ち込んだ。

自分の専門のことだって全然知識が足りないし
今勉強している心理学のことだって
知識としては少しずつ入ってきているけれど
知恵として使えるまでには至ってない。

一緒に演劇鑑賞に行った方はね、もうね、すごいの。
ものっすごくお忙しい方で
年間の8割以上がどこかのホテルに宿泊しているぐらい
色んなところを飛び回っている方で。
もう私とは比較にならないぐらいお忙しいのに
一日一冊は本を読んでいるらしくて。
しかも、読んでる本のジャンルは多岐にわたってる。

私なんて最近読んだ本といえば
幼児の言語獲得について書いてある本だよ?
完全に自分の勉強用のものしか読んでないよ!

焦る必要はないし、大先輩に今すぐ追いつきたいとか
そういうわけじゃないけれど、
でもせめて少しでも近づくために
ニガテだからと避けていた経済関係の本も
これから少しずつ読んでいこうと思います。
会社の仕組みとかマーケティングとか
そういう知識、全然ないし。

時間は作るモノ、ですからね。
忙しいとか大変とか、そんな言葉で逃げ道を作ってるけど
やろうと思えば出来るはずなんだよね。
人それぞれ許容範囲はあると思うけれど
でもだからって、仕方ないって言葉で終わらせたくない。
出来ないから
ニガテだから
そう言えば逃げられるけれど。
でもそれじゃあ意味がない。

知識は貪欲に求めなきゃ手に入らない。
で、最初はやっぱりある程度
自分でルールを作ってやってみないと続けられない。
私の中のルールはね、
知らないことを始めるときは
最低三か月は続けてみるって決めてて。
知らないことや初めてのことを一人でやるのって
なんとなーく気が引けたりするじゃない?
私、実はそういうの苦手なんだよね。
今では全く知らないカフェとかにも気にせず入れるようになったけど
最初からそうだったわけじゃないんだよね。
慣れっていうか。
だから、ジムとか行ってみたいなって思ったりするんだけど
スポーツが得意なわけじゃないし
しかもジムってどんなシステムになっているか分からないし
え、まずどうすればいいの?っていう基本的なことが分からないから
そういうのを始めるのって勇気がいるわけよ。
全然気にならない、がんがん行ける!ってタイプの人はいいけど
私はそうじゃないから。

でも「そうじゃないからしない」だと、そこから進まないんだよね。
だからホントに、自分で自分の足を持って動かすように
よいしょって一歩踏み出してみる。
最初は気まずくてちょっと行きにくかったりしても
そのうちペースが掴めてきて、
自分のペースで居られるようになってくる。

それって勉強でも一緒で。
最初は知らない分野だから、分かんなくて嫌になっちゃうんだよね。
でもその時に投げ出しちゃうとそこで終わっちゃうから
まず三か月なり半年は継続的に続けてみて
それでもどうしても合わなそうなら止めるけど
でもだいたいしばらく続けてみると、面白くなってきたりするんだよね。
だから最初はある意味辛抱することも大事。

そうやっていかないと、何も変わらない。
年をとるごとに、正当化できる理由が増えていく。
仕事が忙しくて
家事が大変で
やることが多くて
私には必要ないし…
そんな風に、大人になる度に言い訳が上手になっていく。
だから保守的になる。

そうなりたくないって思うけれど
でもそうなりがちな自分がいて。
こうやって時々反省する機会って、私には大事なんだよね。
で、こうして言葉で記すことで自分にプレッシャーをかける。
ほら、気を抜くとすぐに面倒になっちゃうからね、私(笑)
こう書いてて半年後に何も変わってなかったら
めっちゃ恰好悪いじゃん。
そうならないように、
明日から四月になることだし、新しいことを始めて
三か月は続けてみよう。

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