村上春樹さんの作品を、初めて読んだ。
中学生の時に「ノルウェイの森」を読み始めてみたものの
なかなか読み進まなくて断念して以来
読んだことがなくて。
で、「１Ｑ８４」で再チャレンジしてみた。
オススメだと言われて、知人が貸してくれたのだけれど
正直、また読めないかもって思っていたの。
でも違った。
起伏が激しいわけでもないし
感情移入するわけでもないのに
ぐいぐい世界に引き込まれていく
不思議な文章。
言葉も世界観も
今まで読んだことがないようなモノで
現実らしくないのに
目が離せなくて、ぞくぞくする。
久しぶりに早く続きが読みたい！と思った本だった。
なんていうか
その世界に入り込みたいとは決して思わないのだけれど
読んだ後、その世界をじんわり感じていたくなる。
ねっころがって読むんじゃなくて
なんかしゃんとして
言葉一つ一つを咀嚼して読みたい感じ。
うん、さすがです。
面白かったー。
他の作品も読んでみたいな。
book１～３の前編・後編で
全６冊だけれど
本当にぐいぐい読めるから、読みやすいし面白いのでオススメ。
今まで村上春樹さんの作品は読んだことがなかったんだよねっていう人でも
きっと楽しめると思う。
by Elly