オフモードへのスイッチ

ナチュラルメイクをして
髪はかっちり一つ結び。
朝からご飯をしっかり食べて
きっちりスーツを着て家を出る。
ちょこっと早足で
ヒールの音をカツカツさせながら
ぎゅうぎゅうの満員電車で出勤。

職場では出来る限り笑顔で
でも、がんがん仕事をして
終わったらさくっと退社して帰宅。

スーツを脱ぎ捨てて部屋着に着替えて
髪の毛をほどけば
武装解除。
オフモードへと一転。

つかれたー。
今日も一日がんばったー。

でもでも
お腹を満たすために、冷蔵庫とにらめっこ。
なすが残ってるな…
んーじゃあ、お肉となすと玉ねぎを甘辛く炒めよう。
そしたらもう一品は
さっぱり揚げだし豆腐にしよう。
あ、レタスのやる気なくなってきてるなー
んじゃ、お味噌汁にいれちゃおう!
レタスなら…ふわふわ卵とレタスのお味噌汁かな。

ご飯は炊飯器にお急ぎでお任せして
炒め物をしつつ、お味噌汁を作って
揚げだし豆腐を作って…
そうこうしている間にご飯が炊けて
かと思えばおかずもお味噌汁も完成して
よし、タイミング完璧。

まぁまぁな味のご飯をもぐもぐ食べて
お腹いっぱい。
残った炒め物は、明日のお弁当のおかず。

食後はふぅーっと息を吐きながら
何をするわけでもなく
のんびりだらーっと一日の疲れを発散。
お風呂で半身浴をして
あったかい飲み物を飲んで
明日へのエネルギーをチャージ。
寝る前にはエネルギー満タン。

今日の疲れは今日落とす。
イヤだったり、悲しかったり、イライラした気持ちは
全部、今日の汚れと一緒にお風呂で流しちゃう。
嬉しかったことや、ほんわか温かくなった気持ちは
心の見えるところにそっと置いて明日のパワーにする。

オフモードに入ったら
オンのスイッチは入れない。
持ち帰りの仕事も多くて、家で仕事することも多いから
このオンオフのスイッチの入れ替えは大事。
オフとオンがはっきりしないと
どっちも中途半端で、イイ仕事も出来ないし
しっかり疲れも取れない。
だから、心の中にスイッチを作る。
ちゃんと自分でコントロール出来るスイッチを作る。

何でもコントロールすればいいってわけじゃないけど
コントロールできないと自分も周りも辛くなる。
感情に振り回されるのは、みんな疲れるからね。

だから自分の心の中に、自分で押せるスイッチを作る。
たまーに接触が悪くて
うまくスイッチが入らない時があったとしても
それはそれでアリだよね。
映りの悪いテレビみたいに
とんとん叩いてみれば意外とどうにかなったりする。
完璧なカタチなんて必要ない。
でも、何もないよりはきっと、
少しだけ楽に気ままに、生きられるのかもしれない。

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コメント

  1. まゆりんこ より:

    今日のこの記事、なんだかすごく好きだなー。
    って思いながら読んでいました。
    エッセイでも読んでいるような、そんな気にもなったし、 なにより大好きなEllyさんの私生活の一面をのぞけた気がして 嬉しかった私です(*´д`*)
    あ、ストーカーみたいでチョット怖いですね。笑

  2. Elly より:

    まゆりんこさん
    ありがとうございます。
    そう言って頂けると嬉しいです(*´▽`*)
    擬態語・擬音語・体言止めを多用して、テンポよく書いてみましたー。
    ストーカーだなんて…まゆりんこさんのような可愛らしい方なら歓迎します 笑